陸前高田 第12回 全国太鼓フェスティバル

大船渡から

今年7月の吉方位開運アクションの時、醤油屋の社長さんとの10月の太鼓祭での再会≠フ約束を果すべく、再び東北の地を訪れました。一宮庵一行は13日の深夜集合し、東北自動車道を一路 一ノ関へ…ココから進路を東に取り、約1時間、目的地陸前高田までは合計約6時間の行程です。前夜祭の会場となる、キャピタルホテル1000にチェックインして暫し休憩後、隣町、大船渡で、民宿を経営する志田豊繁氏を訪問、チョイトお昼を…≠フつもりが、物凄いご馳走で歓迎して頂きました。氏の経営する民宿海楽荘≠ヘ、国定公園の一角に在り、一級建築士であり、風水の第一人者として有名な、ドクターコパこと小林祥晃先生の設計で、景勝 碁石海岸が一望のもとの絶好の立地です。当日の広田半島地区は、地元の熊野神社のお祭の準備や練習で、本番さながらの活気で溢れていました。

朝の一ノ関市街 竹駒神社 参拝風景

ご馳走の山に圧倒される一行 海楽荘 全景 村祭のパレードが通る

碁石海岸展望台からの広田湾全景 (海楽荘のスグうしろ)


熊野神社 お祭の練習風景


太鼓フェスティバル前夜祭

キャピタルホテル1000
元オーナー 千昌夫が名の由来

事務局点描

陸前高田市はその中心部を含めて非常に静か・・・というより、全体的に田舎≠ナす。 この町の何処にそんなに人が居るのだろう・・・と市の概要データの数字を疑いたくなる程ひっそりとした商店街・・・その事自体は何処の地方都市にも見られるような、ごく当り前な風景なのですが、午前中チェックインしたキャピタルホテル1000は、今夜ココが会場になるとは信じられないぐらい閑散としていました。  仮にも全国と名の付いた祭典が行われる・・・しかし、辺りには人も疎らで、太鼓の音の一つも聞こえてはこない・・・大船渡の村祭の練習風景の方が、まだ活気があった・・・こんな事で本当に開催されるのだろうか? と 段々心配になってきました。 東京から遥々6時間もかけて、蓋を開けたらそれは村の盆踊り大会に毛が生えたようなもの≠セったとしたら、泣くになけない、洒落にならない・・・そもそも 太鼓 なんてモノで、大勢の人が集まるとは到底思えない・・・・・・
しかし、夕方、ホテルに戻ってみるとその心配は微塵に吹き飛びました。
前夜祭パーティーはホテル内の大宴会場で行われる予定なのですが、開演1時間前には既にロビーは黒山の人だかりでごった返していました。自室で身支度を整えていると、突然、窓の向こうの高田松原から大きな花火が打ち上げられるが早いか盛大な太鼓演奏が聞こえてきました。思わず部屋の窓から身を乗り出してみてみると、眼下のプールサイドがプレ会場≠ノなっており、そこで20人ぐらいの女性ユニットがテレビカメラも混じった大勢の観客の中で演奏しているのが見えます。 「いよいよ始まったか・・・」 でも、その時点ではまだ、和太鼓の魅力も迫力も感じる事は出来ませんでした。丁度、テレビのワンシーンを見るように・・・
前夜祭を含めて、太鼓フェスティバルの入場券は一風変わっており、この地で採られる杉の板が使われていて、太鼓の撥がかたどられいかにも・・・≠ニいった感じの入場手形でした。 地方のホテルとはいえ、決して狭くはない大宴会場は次々と集まる観客や、今回参加の太鼓団体の人達で肩と肩が擦れ合うかのような活況を呈しています。出演10団体の他に、この前夜祭に賭ける日帰りのチームも含めて最後の団体が入場し終えた時にはもはや立錐の余地無しでした。市長を始め、大会実行委員の方々の挨拶が済むと、早速ホスト役の地元氷上太鼓≠フメンバーの演奏の始まりです。
大小10基以上の太鼓がズラリと並び、それぞれの団体名をあしらった色とりどりのハッピ鉢巻姿の男女が登場すると、それだけでも充分壮観です。盛大な拍手と共にリーダー格の人のバチ一閃、太鼓の演奏が始まりました。
初めての経験でした。 圧倒的な体験でした。 言葉では表現できない物凄さ・・・ライブハウスで聞くロックバンドの演奏なんかとはその迫力において全く次元の違いを感じずには居れませんでした。 ただの大音響とも違います。 巨大なアンプや大口径スピーカーなんて一切無いのに太鼓の刻むその音が、ズシンずしんと身体中に響いてくるんです。 しかもナンとも心地の良い響き・・・金属的電気的な耳障り感は皆無で、そのぶん太鼓の細かい音色の隅々までが強力にクローズアップされてきます。 一番驚いたのはその事が素人の僕にもすごく良く解かったと言うことです。 理屈抜きの感動とはこういう事を言うのであろうと思いました。 迫力は音だけではありません。 演奏している一人一人が皆、額に汗を滲ませ、長い曲目の演奏を腕よ折れよとばかりに打ち続けるその姿・・・身体中の筋肉が震えているのが良く解かります。男性に限って言えば、若い人もオジサンも、ロン毛も茶髪も角刈りもピアスも、この日の為に練習して来たのでしょう・・・遠路遥々参加しているのでしょう・・・様々な職業、様々な日常・・・でも、揃っているんです。 ビシッと決まっているんです。 微笑ましい、いや、一言  すげえカッコイイ-
ココに来るまでたかが太鼓≠ネどと狭い了見を持っていた自分を恥じました。 まさに太鼓の甲子園 これを見ずして感動と言うなかれです。
突然の、そして自分でも何故だかわからない感動を覚え、最後の団体の演奏が終わるまで涙を堪えるのに必死でした。(本当です)
 前夜祭でこのインパクトでしたから、明けてフェスティバル当日の衝撃は申し上げるまでもありません。
是非、来年も・・・そう心に決め、熱気覚めやらぬ みちのくの街をあとにしました。

全国太鼓フェスティバル

会場への道で・・・ 全国の太鼓団体がココに集まる 太鼓祭の顔 河野前会長と 

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