2005年6月「和のしつらいを楽しむ」(学研)掲載

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「水も滴たるいいお部屋」のコーナーで一宮庵のつくばいが紹介されました。

~つくばいに落ちる清らかな水がお客さまをちっとりと迎え入れる~

玄関に足を踏み入れた瞬間に聞こえるのは、つくばいに落ちる水の音。ここは斎藤さんの自宅であり、懐石料理教室にして料亭「一宮庵」(東京都・世田谷区)の一角ともなる場所です。

クリックすると拡大表示されます「水がよどまないように、常にきれいに保つことが何よりも大切」というのが斎藤さんのこだわり。つくばいの水では、毎年お参りしている伊勢神宮のそばに流れる、五十鈴川の清らかな水の流れを表現。また、朝夕に玄関先に水を打つ時は、たまった水をすぐふき取りように心掛けているそう。

さらに、玄関脇の茶室では、ガラスのコンポートを茶の湯の席で水差しに見立てたり、つるべを水差しとして使ったりと、自由な水のアレンジが、訪れる人の目を楽しませます。本当のもてなし方を知っている斎藤さんならではの遊び心と気遣いが生きています。

夏場の茶の湯の席では、風炉を使うのが一般的。水差しに見立てたガラスのコンポートが涼しげ。掛け軸に描かれている魚は鰈(かれい)。

茶室に設けた水屋は、お茶席だけでなく、ふだんのティータイムでも大活躍。小さな金のたらいの中に水を流し、ふだん使いの器を洗って。

本来は井戸の桶として使われるつるべを水差しに見立てて。座卓の上に配し、柄杓で水をすくい、ティーポットに冷たい水を注ぎいれる。

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玄関に置かれたつくばい。
家の中に響く水音が心地いい。
常に流れ出る水は、五十鈴川の清らかな流れをイメージしているそう。

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