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うまみを出すには
うまみを出すには
次のことに注意を払うことです。
味の種類を分類すると「酸」「甘」「辛」「苦」「塩」があります。
人の身体には五臓があり、人体の構造の中で夫々必要としている味があって、一回の食事の中に五味が程よく調和されている状態が、健康管理の礎となっています。食事の味が片寄らないということです。
すなわち、五臓を円滑に動かすために素材の種類の分類と、「根のもの、葉のもの、実のもの、茎軸のもの、魚、獣肉」等、味の五味についての知識を持つことが肝心でしょう。
味わうことに加えて大切なことは、給仕ということがあります。器・素材共にいまやどこの御家庭でも充分に足りている時代です。年々忘れ去られてきたことの中に、手作りの暖かい料理と、家族そろって楽しく味わうという、昔ながらの「団欒」の場が少なくなってきたことでしょう。
火と水を使い、相手のことを思って作り上げた料理のゆくすえを見とどけることこそ、料理をした人の責任であり、そのこころが明日への健康のかてとなります。