生活の中の茶懐石

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食べ物の旬

日本の国は外国に比べ四季がはっきりしており、すべて季節の移り変わりに合わせて生活が成り立っており、料理も例外ではない。

旬とは、一ヶ月を上中下と三つに分け、上旬・中旬・下旬と呼び、この旬が語源と云われている。
旬は10日間で、材料のもっとも出回る時期、最も美味しい盛りは10日間程度と考えてからおこったもの。
したがって、原則としては、一旬ごとに変わった献立をたて、季節のうつろいを敏感に感じ取り、又新しく生まれて来るものに旬をよろこび、人生を観る。

普通旬と云えば、その時期に自然に出さかるものと考えられており、時期のものがたくさん出回り、新鮮なものが安く買える時のことであったが、最近では飽食時代とか季節感の無い時代となり、便利さがかえってわざわいする様になり、けじめが無い。

今の豊かな時代こそ、自分自身の中にめりはりを持ち、時にこだわって自然おみなもとに心をおき、旬をのがさず季節そのものを大切にしてゆきたい。

季節の恵み(旬)

  魚介類 野菜類 その他
睦月 鯛・鰆・烏賊・鯧
赤貝・伊勢海老・
小鯛・なまこ
ちしゃ柚子・大根
海老芋・軸三つ葉
蕗のとう
鶉・蓬麸
如月 鮪・越前蟹
車海老・蛽貝
白魚・鰍
百合根・独活・田芹 粕・鶏
弥生 針魚・蛤
海松貝・鱒
目板鰈・蛽貝
愛魚女・蛍烏賊
生雲丹・鯥子
菜の花・木の芽
嫁菜・三月大根
蕨・土筆
松露・芽芋
野蒜
 
卯月  
皐月 ちまき
水無月  
文月  
葉月 玉子豆腐
長月  
神無月  
霜月  
師走


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