一宮庵 > 斎藤宗厚のおたより > 生活の中の茶懐石 > 懐石の献立12ヶ月
葉月(8月)は朝茶事
今月は朝茶事です。8月の暑さの中、朝のうちに朝食を供する茶事のことです。
朝茶の約束として、早朝の為、生ものを使わす、主に漬物が主になる、日本独特の朝食の形です。
今回の室礼は、京都・大徳寺・孤逢庵に学んで(?)土間席から、障子越しに、水辺を見通す感じですが、はてさて、如何が成りますでしょうか。
朝鮮風炉・水指は、金魚鉢 茶入・ラリックショットグラス
いつも皆様にお心にかけていただいて、一宮庵は世界中からのお土産が、お茶道具に変身しています。

バカラのグラスには、宗厚つくりの黒蜜羹です。
お茶事って、本当に楽しいことですね。
朝茶の献立
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<味噌汁> |
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<汁> |
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<向付> |
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<椀物> |
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<強肴> |
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<強肴> かぼちゃ いんげん なす |
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<香の物> |
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<お菓子> |
酔芙蓉
朝6時半の「酔芙蓉」です
東京では、酔芙蓉の花が珍しく、小石川の植物庭園と、数えるほどの中の一つです。
もう一枚の写真は夕方の同じ「酔芙蓉」です。
同じ花がこのように赤くなってお酒を飲んで頬が赤くなっているような風情で、この名前がついたと聞いています。
花ってなかなか奥深いものですね。
朝茶事・千秋楽
一ヶ月の朝茶事・千秋楽です。
始めの頃より、季節は巡って、朝夕はすっかり過しやすく、特に今朝ほどは、「もう秋」です。
今月も無事に務めさせていただいて、本当にお茶は楽しい事と改めて思います。
厳しいお仕事をなさる方ほど、時にはチョット、喧騒から離れ、しばしの間、「仏に供え・人に施し・我も飲む」ここちを味わって頂きたいものです。
一宮庵 庭先に咲く花々(宗厚撮影)
庭の桔梗です。
8月も末になりますと一輪だけになってしまいました。
作られた花ではなく自然のものは、その時にだけ存在するので
庭の金水引です。
赤・白沢山あったのですが、夏の名残に見えなくなってしまいました。
もっともっと、心を込めて見ておけばよかったと、失ってから事の大きさに気づかせられます。
例年、朝茶の時に小さな窓から見える木立を、「一宮庵・壺 中に天あり」と親しんでいる大切 なスポットです。
今日は朝から雨降りで、外の明るさが、午前6時ごろの明るさで写真を撮りました。
芙蓉の花 は、木芙蓉の略で、写真のピンク色がそれです。
並んでいる白い花は、「槿(むくげ)」の白です。
良く似ているのですが、芙蓉の方がひとまわり大きいように思います。
毎日写真を撮るようになって、一宮庵の庭にはずいぶん、沢山の種類の山野草が育っている事に驚かされます。ずーッつと此処にいたのに、宗厚は気にもとめていなかったのね。と叱られています。
「心ここにあらざれば、見ることもなし、聞く事もなし」
またまた、自然界から「渇」をいれられました。

一宮庵の庭に咲く槿・別名「そこ紅」です。
一日花で、朝咲いて、夕方には捻れて落ちます。
この潔さが、茶花に喜ばれています。






