一宮庵ニューヨーク 開設記念パーティー in KINOKO

10年後の夢をかけて、新世紀のスタートにしたいと願った通り、6月のスイス国連欧州本部での「日本文化の夕べ」の会 8月のシンガポール茶会とセレモニー そして11月、ニューヨークでの茶懐石料理教室開設は、その「夢」の第一歩です。全て思った通りにかなう縁起の良い、始りの一年となりました。
11月9日昼に成田発、日航機は一路ニューヨークへ 時差の関係で同日午前中に到着 荷を解いて昼食に、ニューヨークに明るい、女性事業家の 浅羽様のご紹介で CONRAN にむかいます。 投宿したホテルから数分の クイーンズブリッジの下の空間に造られたこのレストランは、外国風の構えながら、インテリアはいたる所に日本≠ェアレンジされており、ドームになった天井はアジロ≠ェ組まれ、椅子席の奥まった部屋の窓側は、一見してそれと判る障子の風情ありで、日本の文化が至る所に活かされておりました。 さすがに料理の方は、日本人にとってはケタのはずれたボリュームと取り合わせで、ニューヨークでの最初の食事は 「これぞアメリカ」の感を強く持ちました。
レストランの直ぐ向い側には、日常の暮らしの総てが一様にアレンジされた CONRAN SHOP があり、食器売り場には日本の土瓶も仲間入りしています。 中でも特に感心したのは、ガラスの大鉢に土を盛り、あるいは背の丈程もある、鼓型のガラス容器に土を込めて、そこに従来の生花とは全く形を変えた、自然そのままの、あたかも日本を意識したような草花が 楚々と活けられていました。 茶道部遠征隊の 井田氏は、宇都宮の須藤様の御主人に、盆栽を師事しており、彼にとって、ニューヨークでの新しいデザインとの出会いは、何よりの勉強となったことでしょう。

 昼食の後、一行は10日のパーティー会場である、West72nd streetにある KINOKO へ、衣食を整えて直行。
オーナーの木元氏は小学校時代の同級生で、10年後の夢にかける私の思いを理解し応援して下さる「柱」のお一人でもあります。9日に着いて10日にパーティーをするなんて、疲れていないのか?≠ニ心配していただきましたが、成城の一宮庵の毎日と同じなので大丈夫、とお答えして我がスタッフも無事元気に第一日を迎えました。
翌日10日 Japanese Restrant KINOKO は 茶懐石 一宮庵 に様変わり。ホテルで和服に着替えた弘祥、隆史、伊藤氏、井田氏、田中君(大学生)は、道行く外国人にOh, SAMURAI !!≠ニかJYU-DOH !!≠ネどと声かけられて、まんざらでもないスマイルで EastからWestまでの通りを闊歩しました。
KINOKO の椅子、テーブルを並べ替えると忽ち 一宮庵ニューヨーク茶道教室の出来上がり。 おりしも成城教室の 東 千恵さんから、「ニューヨーク教室おめでとう」 の花束が届けられて、身近に沢山の日本人がいらっしゃる事を認識しました。 かねてからお知らせした皆様にお集まり戴いて、和やかに、お茶会が進み、50年前、初めてお茶に出会ってから、ひたすらお茶に専念してきた思いが、私のみならず、世界中の方々と分かち合える幸せを噛み締めました。
パーティーが終わってから 木元氏の御好意で、弘祥、宗厚、隆史の3名は、あらためて KINOKO へ集合、マンハッタンの夜景を 5年前、ブルックリンから見た時とは島の反対側になる、ニュージャージーの埠頭の外れから眺めることが出来ました。夜空にすっくと立ち並ぶビルディングは東側とは別の顔を持ち、黒くそびえる摩天楼はまるで日本の小紋の型を見るようで、細長くのびた経済の中心にも、表裏のバランスが見事にとれている事に自然の成り行きを感じました。

一宮庵では奇遇、奇縁おこるのは珍しくないのですが、今回も素晴らしい良い事件≠ェ起こりました。 現地集合で10日朝 KINOKO着、すぐさま躾のついたままの新調の和服に着替えられた料理研究家の近藤様は、会が進むにつれて、明日お会いする 「美都さん」 の名前から 「もしや、玉川学園の佐々木さんでしょうか?」  事ここに及んで、一宮庵は 自然体がそのまま、為るようになる教えなのだと確信した方が良い様です。 近藤様の御子息と美都さんは、同級生で、しかも大親友。美都さんの御主人と、妹の愛さん、そして近藤様の御子息は、互いにニューヨークで交友を暖められた間柄。美都さんと私とは、お母様が料理教室へ通われた当時、9歳と5歳のお嬢様方を 「茶事」 にお連れになってからのお付き合いです。9歳の美都さんが書いた 「茶縁」 についての感想文は、学園の文集に取り上げられて、今も私の大切なお宝として保存されています。 
今年8月、美都さんが結婚されて、久々の対面でしたが、この時に、奇しくも、近藤様にとても親しい佐々木家との出会いがありました。21世紀の世界が、すでに、見えない糸が見える糸でつながっている現象を、明らかに現実として見せている様です。
常々、日本人の私は、一個人としての日本人であると同時に、私の存在が、地球の中の日本人でありたいという、夢を持っていたのですが、世界の旅が始まってから、私の身辺で起こるミステリアスな事≠ヘ、思った通り、地球の中の人々が、大きな輪になって繋がっているのだと確信できるのです。
一宮庵ニューヨーク基地
Hotel BENTLEY
いざ、出陣!
E.59st  CONRANの前を行く W.72st KINOKO
セントラルパークで・・・ KINOKO 昼の顔
「へぃ!らっしゃい」
新人 田中君
お点前の指導を受ける
伊藤さん
NYで和菓子の甘さに
顔がほころぶ二人
KINOKOオーナー木元氏と
在米女性企業家 川北さん
ベテラン井田氏の点前 美香さんも頑張ります
15年ぶりのお茶をしみじみ楽しまれる近藤様 美恵さん、新井さんも
駆け付けて下さいました
一宮庵茶道部社中 東さんから贈られたお花と
ニュージャージー州側からハドソン川越しに望んだニューヨークの摩天楼

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一宮庵
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